第１５０回卒業証書授与式

 第１５０回卒業証書授与式が行われました。卒業証書を受け取る卒業生一人一人の姿は、とても頼もしく、立派でした。令和５年度鯉山小学校卒業生の今後の活躍を心からお祈りいたします。

交友の道を通り、３６名の卒業生が旅立ちました。

 　　卒業生のみなさん。ご卒業おめでとうございます。

君達は鯉山小学校創立百五十周年の最高学年として、学校目標「愛・夢・挑戦」，学年目標「ＦＯＲ」をかかげて学校の中心となって活躍してくれました。心から感謝します。

　晴れの門出にあたり、三つのお話をしました。「今年の漢字」で知られる清水寺の森貫主さんとの奇跡の出会いの話。吉備津，栄西，臨済宗，岸先生，森貫主さん　偶然の重なりが，この出会いを導いたこと。二つ目は夢と挑戦の話。君達がみつけたキーワードは，「あきらめない」でしたね。そして，最後は森貫主さんの「北」のお話。「北という漢字は二人で背を向けあっている様子を表している。しかし，それではいけない。肌の色や生まれた国，いろんな違いがあったとしても背中合わせでなく，まず，お互い向かい合わせになって，言葉をかけあい，助け合い，支え合うことが大切である。そんな世界にならなくてはいけない。」というお話でしたね。

　君達が活躍する未来は，今まで以上に変化の激しい世の中だと思います。しかし、どのような時代にあっても、夢を大切に，信じ支えてくれる人達への感謝，そして，ふるさとへの愛を忘れることなく，仲間と手と手をとりあって未来を切り開いていってください。　　　　　　　　　鯉山小学校　校長　水野　雅之